ハイカード

手札・役ステップ

ハイカードとは?ポーカーでの強さや組み合わせ、出る確率を初心者にもわかりやすく解説!

ポーカーはトランプを用いて行われるカードゲームで、近年日本含め世界中で人気が高まっています。

ルール次第で手札を入れ替えることが出来る回数などは異なりますが、主にジョーカーを除いた52枚のデッキのうち5枚を手札として、対戦相手のプレイヤーよりも強い役を揃えることを目標とするゲームです。

ポーカーには様々な役が存在しているため、どうすれば役が成立するのかに加えて、それらの力関係をあらかじめ把握しておくことも勝利を目指すうえで重要となります。

ただし、運次第ではどうしても手札に何も役が揃わない、というケースもあり得ます。もちろん対戦相手が同じように役を揃えられていない可能性もあるため、そういった場合にポーカーではどのように勝敗を決定すれば良いかもルールとして定められています。

そういった役が一つも揃っていない手札のことをハイカードと呼びますが、今回の記事ではハイカードとはどのような手札のことを指すのか、その強さやf確率をわかりやすく解説していきます。

01.ハイカードとは?

ハイカードは、ワンペアやツーペア、ストレートなどと同じようにポーカーの手札を表すのに用いられる言葉ですが、厳密にはポーカーの役の一つではありません。ポーカーに存在する9種類のうち、そのうちのどれも手札で成立していない状態を指す言葉となっています。

当然ながら対戦相手が何かしらの役を揃えていた場合には必ず負けてしまう手札となっていますが、もしもハイカード同士の対戦となった場合、手札にランクが高い数字を揃えることが重要となることにハイカードという名前は由来します。

02.カードの組み合わせ

ハイカードの手札の組み合わせには、スートや数字の制限は全く存在しないため、常に多くの組み合わせが考えられます。同じ数字が2枚以上存在せず(ワンペア)、同時にスートも揃っておらず(フラッシュ)、5つの数字が連続となっていない(ストレート)出なければその手札はすべて自動的にハイカードとなります。

図1.png

上の画像のような手札を、ハイカードの5枚のうちの最も強い数字をとって、K-ハイ(5枚のうちで最も強い数字がKであるハイカード)のように呼ぶことがありますが、同じK-ハイでも、残り4枚には非常に多くの組み合わせが存在するため、K-ハイの組み合わせも様々なものが考えられます。

03.ハイカードの強さ

ハイカードはポーカーの中では最も弱い手札の組み合わせとなっています。ポーカーで存在する役の中では最弱となっているワンペア含め、全ての役より弱い手札です。

このため、自分の手札の5枚がハイカードの場合は、ポーカーの試合で強気な勝負に出ることは難しく、敗北の可能性もかなり高いため注意して下さい。

ただし、ハイカードが揃う確率に関しては下で解説しますが、ポーカーでは手札に役が何もそろわず、ハイカードとなってしまうことはそこまで珍しい訳ではありません。人気の高いポーカーのルールの一つであるテキサスホールデムのように、プレイヤー間で共有される手札である共有札の割合が多く、かつ共有札中で役に繋がるカードがない場合は自身の手札がハイカードでも、対戦相手もハイカードであるという可能性もあります。

そういった場合には、あまり多くのチップをかけるのはリスクが高すぎますが、ある程度心理戦を仕掛けたりする余地などは存在するかもしれません。

04.ハイカードが勝てる役

ハイカードはワンペアやツーペアにも負けてしまうため、ポーカーのルール内で『ハイカードが対戦して勝てる役』というのは存在しません。

ハイカードの手札で勝利できる可能性があるのは、対戦相手も同じくハイカードだった場合のみとなります(ハイカード同士の勝敗の決定の仕方に関しては、下で解説します)

05.ハイカードより強い役

同様に、ポーカーにおいてはワンペア含め、役としてカウントすることが出来る全ての役は全てハイカードの手札よりも強い、ということになります。具体的には、ポーカーの役にはワンペア、ツーペア、スリーカード、ストレート、フラッシュ、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルフラッシュがありますが、これらは全てハイカードに対して勝利することが出来ます。

もしも対戦相手のプレイヤーの手札がハイカードだった場合、それに勝利するために必要な役の中で、最も揃える難易度が低いのはワンペアとなります。

図2.png

06.ハイカード同士の強さ比較

ここまで解説した通り、ハイカードの手札が勝利できる可能性があるのは、同じハイカードを相手にした場合のみです。

手札の入れ替えを行えば、ある程度ポーカーでは役が揃うことが多いですが、とはいえフルハウスやストレートフラッシュなどといった強力な役が揃う場合と比べれば、手札がハイカードになる可能性はそれなりにありますし、このため、複数のプレイヤー同士が手札がハイカードで勝負する、というケースも考えられます。

2人以上のプレイヤーがハイカードの手札となり、その勝敗を決定する場合は、それぞれの手札のうちで最も数字のランクが高いもの同士を比較し、より強い数字を持っていたプレイヤーが勝利となります。

もしも最もランクの高い数字がKとKなので同じだった場合には2番目に強い数字同士、もしもそれも同じだった場合は3番目、という風に順番に比較して勝敗を判定します。

この際に、勝敗のカギとなるのは手札の5枚のうちで最も強い数字であり、5枚の数字の合計などではない点には注意が必要です。

例えば♠K ♠Q♦J♥10♣8のようなハイカードの手札は一見かなり強そうに見えますが、最も序列の高い数字はKです。一方対戦相手が♠A ♠6♥4♣3♥2のようなハイカードの手札だった場合、A以外のカードの強さでは上回っているものの、あくまで比較するのはKとAとなり、対戦相手の勝利となります。最も強い数字の比較で決着がつく場合は、他の4枚の数字のランクは関係ありません。

図3.png

07.ハイカードが出る確率は?

5枚の手札に一つも役が揃わず、ハイカードとなる確率はどれくらいあるのでしょうか。

実際のポーカーでは手札の入れ替えや共有札の有無などによって確率は変わってくるため、ジョーカーなしの52枚のデッキからランダムに5枚カードを引いた場合の確立を算出すると、最も揃いやすいワンペアが揃う確率でも約42%と50%に満たず、ハイカードとなる確率もかなりあります。

52枚のカードからランダムに5枚を選ぶ組み合わせの数は

52!/5!(52-5)!=2598960

であるため、全部で約260万通りの手札が考えられます。

そのうち、役が揃わず、ハイカードとなる手札の組み合わせの数は1302540通りなので

52枚のデッキからランダムに5枚を引いた際に、ハイカードとなる確率は

1302540/2598960=約50%です。

逆に言えば、手札の入れ替えがなくとも、50%の確率で何かしらの役は揃う、ということになります。

08.ハイカードの例

手札がハイカードになるためには、役が成立していない、ということを除けば特に条件などはなく、他の役で指定されている数字の組み合わせやスートさえ揃っていなければ、それ以外の手札は全てハイカードとなります。

したがって、ハイカードとなる5枚の手札には様々な組み合わせが考えられます。例えば以下のような5枚の手札が揃った場合は全てハイカードです。

図4.png

まず最も強い数字同士を比較し、それが同じであった場合は次の数字に、と移っていくため、上の3つの場合、最も強いのはKが手札にある③です。①と②に関しては、最もランクの高い数字がJ、2番目にランクが高い数字が10とここまでは同じですが、3番目の数字が②は8であるのに対して①は6なので、②の勝利、強い順に並べると③、②、①となります。

09.まとめ

ポーカーで、役が揃っていない手札を指す用語であるハイカードについて解説しました。役を揃えて勝利を目指すゲームである勝負であるポーカーにおいて、手札がハイカードであるという状況は可能な限り避けたい状況ですが、同時に手札の有利不利を心理戦で挽回できる可能性が残されているのもポーカーの醍醐味です。

ポーカーをある程度プレイしていれば、いずれは手札に何も役が揃わない、という状況はいずれは遭遇するはずですので、ハイカード同士の勝敗の決定方法なども念頭に置いたうえで、勝利を目指してみてください。

ページトップ