レイズ

基本アクションステップ

レイズとは?ポーカーにおけるレイズの意味と戦略を初心者にもわかりやすく徹底解説!

ポーカーにはベットアクションと呼ばれる4つのチップ提示のアクションがあります。コール、レイズ、チェック、フォールドの4つですが、レイズはその中でも最も攻撃的な一手です。使いようによっては一気に戦況を有利にすることもできれば、反対に大きく損してしまう可能性のある手でもあるので意味だけでなく、しっかりと戦略面も学んで使いこなせるようにしましょう。

01.レイズとは

英語でレイズは「上げる」を意味します。その名の通り、自分の直前に相手がベットしたチップ額に上乗せするアクションを指します。レイズを行うために上乗せする額はテーブルによって異なりますが、基本的には直前に相手がベットした額の倍額を指定するのが一般的です。

具体的には1対1の場面で、相手はまず最初に50チップをベットし自分のターンが回ってきたとします。この時、コール、レイズ、フォールドの3つが選択肢として挙げられますが、レイズを選択します。このテーブルではレイズをするためには直前に相手が指定した額の倍額を指定する必要があるため、100チップを場にチップを出すことで成立します。

02.レイズ、ベット、コールの違い

レイズ

ここまでレイズの説明をしましたが、「ベットと何が違うの?」と思われる方も多いと思います。どちらも場にチップを出すという点では共通しています。

しかし、ここで再度確認したいのがレイズは自分の直前に相手がベットしたチップ額にチップを上乗せするアクションだということです。対してベットは各ベッティングラウンドの最初にチップを出すことを指します。つまり前提としてベットはまだ誰も場にチップを出していない状態のアクションを指し、レイズは直前に相手がチップを出している状態のアクションを指すのです。

またコールに関しては、前のプレイヤーと同じ額をベットすることを意味します。

03.リレイズとは

レイズ

リレイズとは、すでに前の手順の人がレイズしている状態で、上乗せしてレイズするパターンです。この場合、基準となるベット額が100チップとした場合、レイズすると200チップ以上をベットすることになります。その後に同じベットラウンドでレイズする場合、倍額の400チップではなく、初回のレイズと同様に、基準値にさらに100チップを上乗せすることになります。初回のレイズで基準のチップ額が200チップになっているので、300チップ以上をベットすることになります。これがリレイズです。

04.レイズすべき場面

レイズすべき場面は大きく分けて3つあります。

1つ目は相手によりベットさせたいときです。これは自分が強い役を持っている時に限ります。勝利する可能性が高いと確信を持っていれば、できるだけ相手にチップを支払わせるのが得策です。もし、このレイズに相手が乗ってきて勝利した場合、チップを総取りすることができるからです。

この時、注意したいのがあまりにも強気なレイズをした場合、相手が警戒しフォールドをしてしまう点です。相手にできるだけベット額を増やしてもらうため、相手が勝負を降りないちょうど良い額をレイズすることがポイントです。

2つ目は相手にフォールドさせたい場面。強気な額をレイズすることで相手に警戒心を与え、フォールドさせやすくすることができます。ポーカーという競技の特性上、敵は少ない方が良いため、場をコントロールするという意味で効果的なレイズの使い方と言えます。

3つ目は相手の役の強さを把握したい場面です。自分がレイズすることで相手はフォールドするかコールするか2つの選択を迫られます。もしフォールドするのであれば、役に自信がなかったと判断できますし、コールしてきた際は勝てる算段のある役を持っている可能性が高いです。相手がコールしてきた際には、残りのオープンされていないコミニティーカードで作ることができる役を想定しながら次のアクションに備えるべきです。

05.まとめ

この記事ではレイズの意味や使いどころについて説明しました。レイズはとても強気なアクションであると同時にリスキーな手なので、戦略性が必要です。難しいアクションではありますが、うまく活用することで勝負を有利に進めることができます。

初心者でも楽しめる!

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