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m HOLD'EM公式ユーザー堀内正人がAPPTマニラ2022をレポート!
皆様こんにちは。mホールデム公式ユーザーの堀内正人です。 今回私はフィリピンのマニラで行われたAPPTに参戦してきましたので、レポートをお送りします。
APPTとはAsia Pacific Poker Tourの略でアジアで最も人気のあるポーカーのトーナメントです。
新型コロナの影響でAPPTは2年ぶりの開催となりました。大会期間は2022年7月29日から8月7日の9日間です。私はメインイベントに参戦するため8月3日から参戦しました。
会場のオカダマニラ
日本からフィリピンまでは飛行機で4時間半で到着します。日本との時差は1時間です。会場のオカダマニラはニノイ・アキノ国際空港から約4キロの場所にあります。フィリピンでの移動はGrabという配車アプリがお勧めです。
オカダマニラのロビー
カジノではポーカー、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、スロットマシーンなどで遊ぶことができます。
オカダマニラのホテル/5泊で16万円
オカダマニラのポーカールーム
キャッシュゲームのフロアとトーナメントのフロアに分かれています。到着したときにはトーナメントが進行中で沢山の人で賑わっていました。
オカダマニラに到着してチェックインを済ませた後、#20のNLH SuperDeepにレイトレジストで着席しました。参加費は25,000ペソ。フィリピン滞在時の為替は1ペソが2.5円でした。日本円で62,500円のトーナメントです。海外のトーナメントでタイトル獲得を目指します。
チップは30,000点持ちでブラインドは30分ごとに上昇します。着席したのがレベル7で500-1000のAnteが1000。30bb持ちでスタートしました。
序盤はしばらくポットが獲れずチップを減らし、ブラインドが上がって6bbになりました。ショートスタックになってスモールブラインドからA3でオールインをすると、ビックブラインドの77と勝負になりました。私のA3のプリフロップでの勝率は34%で不利だったのですが、ボートで3が2枚落ちてフルハウスでダブルアップに成功します。
その後も低空飛行が続きます。カットオフからKQでオールインをするとビックブラインドのA9と勝負になりました。KQのプリフロップでの勝率は42%で負けていましたが、再びフルハウスになって勝利します。
続いて私がAKで相手がATでオールインの勝負になります。Aのキッカー勝ちでポットを獲ることができました。オールインで負ければ即飛びという状況ではアンダードッグ(勝率の低いハンド)で連勝し、フェイバリット(勝率の高いハンド)でもきっちり勝って順調にチップを増やします。
その後もスチールが通ったり、ポストフロップで勝ったりと絶好調でチップは300,000点を超えます。
写真の左に座っているのが堀内
そしてインザマネーが確定し、なんとAPPT初日にファイナルテーブルに残ることができました。
152エントリーで残り9人。この中から優勝者が決まります。
ファイナルテーブルでプレイ中
賞金の内訳。(参加費は25,000ペソで62,500円)
1位 771,000ペソ (1,927,500円)
2位 522,100ペソ (1,305,250円)
3位 348,400ペソ (871,000円)
4位 285,300ペソ (713,250円)
5位 229,000ペソ (572,500円)
6位 177,500ペソ (443,750円)
7位 131,400ペソ (328,500円)
8位 96,600ペソ (241,500円)
9位 77,000ペソ (192,500円)
そしてファイナルテーブルでオールインの勝負になりました。
私のハンドがAK。相手のハンドはAQです。お互いAを持っていて私はキッカー勝ちをしています。
ドミネイトと言って、とても有利な状況です。私のAKの勝率は70%もあります。ファイナルテーブルで残り9名で、ここからプライズが上がってくる局面で、数十万円の期待値がある大きな勝負です。
フロップのKのワンペアとなりますが、ターンで相手がフラッシュを完成させます。Kか2が落ちればフルハウスで逆転の可能性がありましたがリバーはハートの9。
私はチップをカバーされていて#20のNLH SuperDeepは9位で敗退となりました。
もう少しで優勝トロフィーを獲得できるチャンスだったのですが、初日に参加したトーナメントでファイナルテーブル進出と結果としては悪くはありません。
#26 APPT Main Evene NLH/メインイベント当日
参加費は65,000ペソ(162,500円)。賞金総額は20,000,000ペソ(50,000,000円)が保証されています。
日程は3日間でDay1、Day2、Day3まであります。チップは30,000点持ちスタートです。Day1は40分、Day2とDay3は60分ごとにブラインドが上昇します。
メインイベントの優勝者にはトロフィーが贈られます。
メインイベントのレベル1でさっそくチャンスが訪れます。3ベットポットで4人でフロップに進み、運良くストレートを完成させることできました。
私はカットオフからBetするとアンダーザガンからチェックレイズが入ります。フロップでレイズオールインを選択すると相手がフォールドして、140bbの大きなポットを獲得することができました。
チップの推移(30,000点スタート)
レベル1終了時 54,200
レベル2終了時 56,000
レベル3終了時 49,000
レベル4終了時 39,100
レベル5終了時 34,300
レベル6終了時 43,900
レベル7終了時 39,600
レベル8終了時 45,000
レベル9終了時 50,200
レベル10終了時 81,600
レベル1でスタートダッシュに成功しますが、その後に停滞が続きます。後半のレベル10終了時に81,600と少しチップを増やすことができました。
そしてレベル11。私はカットオフから22でオープンし、ショートのビックブラインドからのA8のオールインをコールしました。勝率は50対50です。ターンまでは有利なボードでしたが、リバーでAを引かれてしまいます。
再びオールイン勝負になります。私はJJ、相手はAKです。こちらの勝率は57%です。
しかしボードにKが落ちて、私のAPPTメインイベントはレベル11で終了しました。
APPTメインイベントのDay1Bの夜に、ポーカールームのすぐ近くのスポーツブックバーで、プレイヤーズパーティーが開催されました。
ポーカープレイヤーのじぇいそるさんと/右手前が堀内
APPTの運営の皆さんや、選手の皆さんと交流を深めました。
APPT最終日前日に#35のFlipoutというトーナメントに参加しました。
エントリーは5,000ペソ(12,500円)です。このトーナメントは10人でプリフロップでオールイン勝負をします。1番強い役のできたプレイヤーが勝ち上がりでインザマネーが確定します。
私に配られたのはQ6で、お世辞にも強いと言えるハンドではありませんでした。通常のトーナメントならプリフロップでQ6は、ほとんどフォールドしています。
しかし奇跡が起きました。ボードに6が落ちて、なんとワンペアで勝ち進むことができました。
ターンでAが落ちて焦ったのですが、他のプレイヤーはAを持っていませんでした。
#35 Flipoutのファイナルテーブル
ファイナルテーブルでは通常のトーナメントです。
ここで勝ち切ればトロフィー獲得です。
ファイナルテーブルの前半は場が静かでしたが、ブラインドが上昇しオールイン勝負になりました。
私がA4で相手が33。相手が3カードを完成させて#35のFlipoutでは5位で敗退となりました。
タイトル獲得まではあと1歩届きませんでしたが#26のAPPT Main Evene NLHで9位。
#35のFlipoutとはいえ運良く勝ち上がって5位終了と、トーナメントの手応えを感じることができました。
APPTメインイベント優勝のLai Xin Hua(シンガポール)
これからも私は海外のトーナメントに挑戦していきます。10月にはAPT(Asian Poker Tour)韓国を検討しています。mホールデムでは公式ユーザーとしてプレイさせてもらってますので、同卓した際には気軽にスタンプを送ってください。
それではAPPTのレポートを堀内がお届けしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
■プロフィール
堀内正人(ほりうち まさと)
ポーカープレイヤー/m HOLD'EM公式ユーザー
マカオを拠点にポーカープレイヤーとして活動するほか、2020年にYouTube「堀内正人 horihori TV」で動画を配信。2022年現在チャンネル登録者数が13万人を超え、YouTuberとしても人気を集める。1985年生まれ。
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